娘・マナビがいろんなバイト体験をしているのに刺激され、母・チエもタイミー体験をしてみた。
50代主婦、初めてタイミー登録をしてみた
噂には聞いていた「タイミー」隙間時間に働けるバイトアプリ。娘は高校生なのでいろいろ制限があるようで、違うアプリの高校生対応をインストール。
50代母は顔写真やさまざまな入力を済ませて、登録完了。早速いろんなバイトを物色してみました。
この地域で一番多いのはマクドナルドの配達や飲食店の裏方。コンビニのレジやスーパーの品出しもあります。条件として経験者を求む!が多いですね。
有資格者向けに、美容師、介護士、保育士、なども結構出ています。
今回、応募したのは夕方から午後9時までのコールセンター。初めてのタイミー利用の場合、何かしら実績がないと応募条件に該当しないことが多いが、コールセンターは条件があまりなかった。
まず、その仕事をした人の感想レビューを見てみた。20代後半・女性、30代前半・男性という感じで紹介してあり、内容は「親切に教えてもらいました」とか「研修があったのでわかりやすかった」など。
それなら私もできるかな~と思い応募して、2日前くらいに先方から確認事項がアプリ内に記述してあり、了解のボタンをポチ。当日は、遅れないこと。キャンセルしないこと。が大事。
50代主婦、初めてのコールセンター開始するまで
当日はちょっと早めにビルの〇階へ。そこにはタイミーの方へ、ここでお待ちくださいと書いてあり立って待つのかな…と思いながら、ふと見ると椅子が。遅刻してはいけないと思い、20分前に来てしまったので椅子に座ってスマホ。
別の扉から社員らしき人が出ていき、帰ってくるときに「タイミーの方はそちらに立ってお待ちください」と注意されました。あら、使えないおばちゃんになってる、私…。
10分前くらいになると次々と若い女性が来て、立って待ってます。あ、やっぱり座って待つものじゃないのね、すみません…。
時間になると感じの良い男性社員さんがやってきて皆を誘導。タイミーのQRコードをかざし、業務開始。初めてじゃない人はさっさとパソコンの前に座り、コール。
初めて組は、秘密保持契約やスマホ禁止や操作方法、注意点などを約50分ほど受けてコール開始。業務の内容は秘密保持契約上、いろいろ書けません。
50代主婦、初めてコールセンター業務ってどんな?
いろいろ書けないのですが、違法なことをしているわけではなく、ひと言でいえば電話営業?みたいなもの。通信なんとか法、みたいなものがあってマニュアル通りにしか言うことができません。
何パターンもの受け答えマニュアルみたいなものがあり、ひたすらロボットのように電話をかけ、電話にでた人にはマニュアル通りの言葉を言う。ロボットだと臨機応変に対応できないからやっぱり人間がしないといけない。
ケンもほろろに断られる場合も、丁寧に断られる場合も、話している途中に切られる場合もある。昔営業をしていた経験があるので、心が折れることはない。ただ、感情を捨てて電話をかけ続けるだけ。
そういえば、自分のところにかかってきたときには、ホントにひどい対応してたわ。「うちはもういいです」ブチッと切る。…みたいな。そんな方も多いです。
ここで反省。あんまり嫌な態度することなかったわ。こんな仕事もあるんだもん。次に自分にかかってきたら、感じよく断ろう、と思いました。
50代主婦、初めてのコールセンターの内容は?
電話かけていると、留守番電話が多い。もしかしたら居ても留守番電話にして、〇〇です、って聞いてから取るのかな?。
迷惑防止機能電話も多い。登録している番号しかつながらないようにセットしてある。オレオレ詐欺防止機能付き電話かな?
やっぱり年寄りが多い。固定電話に出る人は高齢者が多い気がする。だから耳が遠くて、え?え?って聞こえてない人もいるし、説明してもわからないっていう人もいる。
日本人って優しい。なんだかバカ丁寧に聞いてくれる人も多くて、人柄が見える気がする。これじゃ、特殊詐欺は減らないな、と感じた。知らない人からの電話なのに、あーそうなの~って。
寂しい人も多いのかな、と思ってしまうほど電話で人と話すのが嬉しそうな人もいる。
午後8時過ぎるともう寝るからっていう人多い。特にお年寄り。だから電話かけるのが申し訳ない気がする。ごめんなさい、夜分に。私も午後8時以降に電話かけられるの嫌なだから申し訳ない。
だけど、通信法では午後9時まではOKなことになってるみたい。なんだか複雑。
50代主婦、初めてのコールセンターでの実情
やっぱり若い方が結果がでる。疲れてくると、おばちゃんは口がまめらなくなってくる。過去にどんな営業実績があったとしても、それは若さもあったのかもしれないと思ってしまう。
今は使えない(とまでは思いたくないが)部類のおばちゃんなんだな、と実感。
社員さんは、とても親切で電話対応を毎日しているだけあって、それはそれは感じが良い。男性社員さんもとっても優しい言い方で、小さなミスを指摘する(笑)
あっという間の数時間だったけど、自分が働く場所ではないなと実感。年齢的にということではなく、ここでは戦力にもならないし、内容的に心がのらない。戦力を求めているわけでもないのでしょうが…。
終了時間になると、またQRコードを読み取りタイミー終了。すぐに給与の金額が表示される。画期的。挨拶をして会社をでると、キツネにつままれたような気分。現実だったのだろうか。現実です。
50代主婦の初めてタイミーの感想
結婚前、数々の職業やアルバイトを経験した過去がありましたが、コールセンターは初めて。しかもこの年齢になってからなんて、ちょっとハードル高かったな。
出産してから、夫の会社の手伝いしかしていなかったので、約15年以上の社会活動ブランクがあり、いつの間にか浦島太郎になっていたことに気がつきました。
歳を重ねることで良いこともたくさんありますが、衰えることも多々あり、今回の経験はこんな業務があるんだ、という社会経験。もう一度やりたいとは思わなかった業務だが、電話がかかってきたら優しく受け答えしよう、と思わせてくれた。
年齢が若く、機械的に業務をこなし隙間バイトとして小さなマネ活だったら出来る内容。しかしこの年齢になると、感情を捨てているつもりでも、相手側の事を想像したり考えたりと複雑な気持ちになってしまって心が滅入る。特に対応よくしてくれる人にはなんだか申し訳ない。
歳とると涙もろくなる、みたいなものかな?
コールセンター業務が悪いことをしているというわけでは全くない。ただ、時間帯とか、あ、寝る前だったのにすみません、とかそういうレベルで考えすぎてしまいます。
まとめ
初めてタイミーでのバイトを経験し、経験値1。タイミー内でバイト代は保存したまま。銀行口座を登録するとそこに入金されるみたい。
少額だし、そのままストックして次のバイトと合算しようと思っています。
50代主婦。恐る恐る手をだしてみた隙間バイト。良い経験になりました。次は何を経験しようかな。
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