メダルゲームで学ぶ、お金の大切さとギャンブル依存症

お金の勉強を始めた母チエと娘マナビ。休日に買い物へ行ったついでにゲームセンターに寄ってみた話。

母チエは若かりし頃、デートでよくゲーセンに行ったものだ。もちろん、メダルゲーム目当て。若い頃のデートってお金をあまり使わず、時間潰せて、楽しくてエキサイトできたら最高でした。

ドンキと楽市楽座は危険区域!楽しさに溺れた親子

久しぶりに休日に外出。買い物ついでにドンキホーテへ。そこは楽市楽座と併設のドンキ。めったに楽市楽座へは寄らないけど、久しぶりにメダルゲームで1000円使うことにした。

1000円で買えるメダルは100枚。座った台は、モンスターハンター。コインをスロットに入れて揃ったらメダルがでてくるシステム。最初のうちは調子よく回っていたが、あっという間にメダルはなくなる約15分。

もう1000円くらい追加してもいいか、と追加で100枚。このあたりまで、ほんの遊びと思ってアホな親子は笑ってゲームをしていました。

メダルを追加してからいくつかの当りがでて、コインが20枚、100枚と出てくる。といっても100枚全部落ちてくるわけではない。受け皿に落ちてくるだけで、実際に手元に落ちてくるのは20~30枚。

結構長持ちしたけど、メダルはなくなる。もうちょっとでボーナスゲームのボールが落下するのに…。とさらに1000円追加。合計3000円。だったら最初から3000円分買っとけば300枚プラスαでメダルが出てきたのに…。

ここからが回らない。いくらメダルをいれてもスロットに入らない。入っても当りがでない。ふたりともこのころから変な汗が出てきて興奮状態。

追加してわかった精神状態と失ったお金

とうとう4000円ツッコんでやっとボーナスゲームまでボール落下があと1個。とうとう5000円めに突入し、ボールが落下してボーナスゲームへ。当たれば大量メダルが手に入る。

しかしあっけなくボーナスゲームは終わりあっという間に終了。また最初からボールを落とす気力もない。残ったメダルは50枚弱。他のくだらないゲームで使い果たした。

メダルは貯蓄のような形で預けることができ、期限までにおろせば使用できる。もちろんお金には換金できない。

娘は変な汗をかいた、と興奮状態から少しづつ冷めていく。恥ずかしながら母も同様。気がつくと5000円使っていた。時間は約2時間。

娘のマナビが時間給1000円の飲食店でバイトを始めた。マナビは「約5時間働かないと取り戻せない5000円だね」と言った。そう、約5時間働かないと稼げない5000円を約2時間で使い切った。

もちろん、お金は母が出したのだが、マナビは2度と行かないと言う。一応理由を聞いてみた。

マナビの父でチエの夫はパチンコをする。依存症ではないが、たまの気晴らしに突然いなくなると1円パチンコをしているようだ。ちなみに父の実兄はほぼ依存症。

そんな家族をよく理解しているマナビは「自分が血を引いているんだと恐ろしくなった」と言った。変な興奮状態になったことに恐怖を感じたのが忘れられないらしい。

あの大スキャンダルを思い起こさせる、ギャンブル依存症

最近の大スキャンダルと言えば、大谷選手の通訳・水原氏のギャンブル事件。誰もが驚き、誰もが嘘だろ…と思った巨額の窃盗事件。事件の真相はまだ詳しくはわからないが、ギャンブル依存症ということは本人も認めている。

しかし、アホ親子はたった5000円で恐怖を感じた。なんかでてくる、脳内から…アドレナリン?なんだかわからないが、当たった時に出てくる幸せホルモンみたいな分泌物。確かに感じたその何か。

そして、わからなくなる金銭感覚。最初は1000円で終わり、と決めていたはずなのに、そんなルールは記憶から飛び、もっと、もっととお金をつぎ込む。

冷静になって考えると、そのメダルが増えても現金化されないし、増えて預けたとしても期限内にこなくてはいけない。何かのスパイラルに陥るだけ。ゲーム中はそんな事考える余裕もなく、当れ、当れと願っている。

のめり込むとはこのことなのでしょう、ゲーム中は少々当たるとガッツポーズと歓喜の声。(笑)

当ったところで手元に戻ってくるメダルは数枚ですよ。

時間とお金の無駄遣いを実体験で学んだこと

ドンキで買い物をするはずが、5000円をメダルゲームで使ってしまった。

ゲームを終えて、ドンキへ向かいながら親子で意気消沈。バカなお金の使い方をしたね、5000円あったら、お菓子どんだけ買えたかな?買い換えようとしていた水筒や雑貨も買えたよね、と話しながら。

考え方をポジティブに変換すると、5000円でお金の勉強したね、ギャンブル依存症もどきを体験したようなもの。

それと2時間という『時間』も失った。メダルゲームをしなければ、買い物をして既に帰宅していたはず。家事なり、テレビ視聴なり、他の事に時間を費やせたはず。

お金と時間は必ず比例する。どこに、いくら費やしたか。

今回はメダルゲームで、この大切なことを学びました。しない、行かない、もったいない。

まとめ

今回はゲームセンターでの学び?でした。(笑)

ゲームセンターを否定しているわけではありません。たまに行くと楽しいし、デートとか、家族や仲間でいくワイワイアイテムそしてはとても楽しい娯楽。

お金の面で考えれば、金銭感覚がおかしくなるかもしれない危険地帯でもあります。

メダルゲームだけではなく、クレーンゲームも取れないからといって、お金をつぎ込むくらいなら商品を買った方がいい。定価より高くつくかもしれません。

今回学んだことは、ゲームセンター行くなら予算を決める!

使えるお金をあらかじめ決めておくと、時間もお金も区切りがつきやすいですね。

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